去年の冬に東京のビンテージショップ surr by lailaで購入した40年代の太畝コーデュロイジャケットです。価格は8万円くらいだったと思います。コットン100%の太畝コーデュロイはキンダーマンやブリスベンモスのそれの様にしっかりと目が詰まり素晴らしい肌触りです。3回着用。 以下お店のサイトより ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー late 40s FRANCE 肩幅:44cm 身幅:53cm 袖丈:62cm 着丈:75cm materialCotton colorBilliard green condition　A年代を考慮しても、非常に良いコンディションです。 1940 年代の後期頃にパリのモンルージュで製作された本品。ラベルから香り立つ質実剛健な The 仕立て屋感とフレンチワークやハンティングなどのタフ・カルチャーで用いられることが多いワイド・コーデュロイの活発さのコントラストがとてもユニークですが、このような美しさと強さと現実性の両立が、まさにフレンチモダンの本質でありモードの本国特有の豊かなファッション観であるように思います。 正統派のテーラーメーカーによる本品はしっかりとした構築ですが、この年代にも関わらず極めて現代的なバランスに着地しているのはやはりコーデュロイという生地を選択した＝カジュアルな目線ならではでしょう。素材表情の豊かさとパリ・テーラーの曲線美、そしてなによりも職人技術の美しさが際立ちますので、テーラードジャケットらしい綺麗なスタイル以上に崩したスタイル・遊んだスタイルがよりマッチするのではないかと素直に思います。 ゆえに弊店ではサイズ感も厳密に成り過ぎず若干ゆったりめにお召し頂くと素敵ではないかと思う次第です。 なにせ異常なまでに美しいグリーンカラーですので、スタイル性ファッション性はピカイチ。なおこちらに記載しております写真はどれも、実物を眼の前にした際に抱く落ち着いた印象でありながらもしっかりと感じられる緑の印象を充分に再現出来ておりません。何度シャッターを切っても環境を変えても映しきることが叶いませんでした。 よってまたもや人の眼の凄さを再確認した次第。きっと良い意味で予想を裏切る美しさを感じて頂けるのではないかと思います。御期待頂けましたら幸いです。