ウォッチチェーンやロングガードチェーン、マフチェーンなどに使われるスライダー。 19世紀半ばの女性は、懐中時計や裁縫道具をソートワールという長いチェーンで着用していました。 ソートワールを首に幾重かに巻く時、スライダーがあると、首へのチェーンのくい込みを防ぐことができます。 スライダー背面にバタフライ型のスプリング式留め金があり、チェーンを通して好みの位置でとめ、連の長さを固定したり、ドレープをつくったりします。ゴールド素材のスライダーのみ、というのはあまり巷で見かけないように思います。 トリプルループのリボンが、一見リボンと分かりづらいので子供っぽくならず、ちょっとした席に合わせやすいと思われます。小さなダイヤモンドのアクセントもきちんとした雰囲気になり、好感度が高いです。 長尺のネックレス、切り売りのチェーンだけでなく、ベルベットなどのリボンに合わせても。 最後の画像でウォッチチェーンのスライダー使用イメージを載せました。 https://www.pinterest.com/pin/350295677237608587/ より拝借。 サイズ： 約21×20mm 重量：約1.9g 素材：ゴールド、ダイヤモンド 時代（推定）：後期ビクトリアン〜初期エドワーディアン コンディション：経年酸化による変色部分が見られます。詳細は写真をご参照ください。 ホールマーク/スタンプ：なし